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2.手続き編 その1

さて、物件を決めた、といっても、それは不動産の仲介屋さんでの話。
ここからは物件の持ち主、つまり大家さんにokを出してもらって、はじめて正式に決まったことになります。

大家さんの立場としては、家賃を滞納したり迷惑なことばかりやるような人は当然お断りですので、大抵は勤め先や年収等を申告して簡単な審査を受けます。まあ、普通に仕事していればNGになることはまずありませんが。
あとは連帯保証人。若い人の場合は親に頼むのが普通ですが、私は父はとうに定年を過ぎて年金生活満喫中、なので兄に頼むことにしました。

物件の内見の後、仲介屋さんへ戻って必要書類を記入して提出し、後日、手付け金(多分仲介料にあたります)を振り込んだり、地元不動産屋のお兄ちゃんからの問い合わせに答えたりといった経過を経て、無事、大家さんの審査を通過しました。
そして次が、本契約です。
# by annaworks | 2009-10-24 12:39 | 続・ひっこし顛末記

1.部屋探し編その9

内見2件終えたところで。といっても、まだ二件目の部屋の中で。

どうしますか、と、案内役のお姉さんに問われ。
私はここでひとつ決断をしなければなりません。
今見た2件のうちのどちらかに決めるか、それとも3件目を見に行くか。

どうも、仲介屋のお兄さん(茶髪の方)、3件目の物件は極力見せたくないようで、もし先に見た2件のうちどちらか気に入ったら、3件目は見なくてもいいですよね、なんて出かける前に話していたのです。
まあ何か事情があるんだとは思いますが、私としては見るだけは見てみたいなーとも思いつつ、うっかりハイと返事をしてしまっていました。

1件目結構気に入った、2件目広い、3件目は…書類上で既に三番手で、しかも不動産屋の目で見てあまりお勧めでない、となると。

しかし、実際に引越しするのはまだあと一ヶ月くらい先の予定にしてたわけで、今すぐどれかに決めなければならないわけでもなく。

だけど、元々はもう一件、もっと気に入っていた物件があったのに、先に他の人の手に渡ってしまっていることもあり。

「決めてしまえ」「いや待て」の二つが頭の中でせめぎあい。

案内役のお姉さんの前で、「んーどうしよう~んー」なんて言いながら、もういちど部屋の中をぐるりとまわってみたところで。

決断。
3件目を見にいくのはやめました。
そして。
この日の最初に見た物件に決めました。1件目の、同じ間取りの二つのうちでは、先に見た方。

やっぱり中も外もきれいだったことと、ほんの2-3分だけど駅から近かったこと。
しかし、決め手になったのはむしろ、2件目は広すぎる、と思ったこと。

元々モノの多い私のことですから、部屋が広いとその分、さらにモノを増やしてしまいかねないわけです。
しかし、3年前の引越しで、一人暮らしのクセに2tLサイズのトラックに荷物を積みきれなかったという前歴があり、できるだけモノを増やさない生活をしなきゃいかんぞ、とその時しみじみと感じていたわけで。
なので、今回決めた部屋は、ワンルームでも8畳くらいはあって、特別狭いわけでもないので、これ以上モノを増やさないためには、私としては限界の広さかと思うわけですよ。

他にも、案内役のお姉さんと、友達みたいにおしゃべりしながら物件についてあれこれ感想を言い合ったりして楽しかったし、仲介屋のお兄さんも真面目に対応してくれたしで、このお店で決めたいとも思ったのでした。

1件目に決めたことを、案内役のお姉さんを通して携帯で伝えた後、また電車でお店へ戻ってお姉さんとはそこでサヨウナラ。そして部屋を借りるための諸手続きを行いました。

さて、このあとは本契約、そして引越しです。
# by annaworks | 2009-09-02 00:07 | 続・ひっこし顛末記

1.部屋探し編その8

地元不動産屋のお兄ちゃんに、部屋の鍵をあけてもらって、第一希望の部屋の内見開始。

玄関から廊下に上がり、左右に並ぶ収納やユニットバス、ミニキッチンを軽くチェックしながら奥へ進み、壁がとぎれた先が、約八畳のフローリングの部屋。
あれ、何か、思っていたよりも広いぞ?前に見た所よりも、表記面積的には畳一畳分位しか差が無い筈なのに、倍近くあるように見える。壁が薄いとか?でも私は以前アパートに住んでいたときにあまり不便も感じなかったから、それは問題ないし。端まで歩いてみた感じでも、やっぱりちゃんと八畳の広さはある。

そして、ベランダへ出るガラス戸を開け閉めしたり、窓からの景色(建物ばかりですが)を眺めたりしていたら、不動産屋のお兄ちゃんが一言。

「昼間は、まあこのくらいの騒音です。」

え、騒音?
言われるまで全然意識してなかったよ。

確かに、大通り沿いのマンションだから、車は途切れず走っていて、それなりに音はしてるけど、騒音という程うるさくはないと思う。これが、静かな環境で生まれ育った人ならばうるさく感じるのかも知れないけど、少なくとも私にとっては、充分許容範囲内。
南西向きで日当たり良好、なんだか結構気に入っちゃったかも。

もう一度水回りなどを確認して、全体を見回して、悪くないな、と思ったところで、もう一つの部屋へ移動しました。家賃も間取り図も共通でしたか、本当に全くおんなじでした。ただ、前の住人の使い方の違いに依るものかと思うけど、先に見た部屋の方が壁も白くて水回りもきれいでした。

さて、次は第二希望のマンションです。
こちらは、大通りから少し入ったところにある、割と静かな住宅地。
外観は築年数よりもちょっと古く見えるかなあ…部屋の位置も、一階の一番手前で、オートロックではなく、ほとんどアパートと同じような感じ。ちょっとマイナス点が付いてしまいました。
しかし、さっき駅前の不動産屋さんで借りてきた鍵で、ドアの鍵を開けて中へ入ってみると。

広い!広いよ!

間取りは1DKなんだけど、部屋は普通に六畳分あって押入もあって、DKも四畳半くらいある。今までのマイナス点を充分補える広さがある。
水回りやガスコンロなどは、外観と同様の古さが感じられるにしても、一人暮しでこの広さ、モノが多い私でさえも、かなりゆったりした空間が作れそう。
そして、一階でも角部屋なので、それなりに光も入ってくるし。

さあ、ここまで見て、一つの決断をしなければなりません。どうする、私?

…もちろん続く。
# by annaworks | 2009-07-09 01:14 | 続・ひっこし顛末記

1.部屋探し編その7

前にアパートを探した時の不動産屋さんは、担当のおじさんが車で物件まで連れて行ってくれました。そのおじさんは、私の父より少し若いくらいの歳で、まるで娘の部屋でも探すような感じで応対してくれて、今ではいい思い出です。

今回はというと、同行してくれたのは担当のお兄さんではなく、案内役のお姉さんが裏に待機していて、その人と一緒に行く段取りになっていました。
お店から物件まではかなり距離があって、歩くと結構遠いんですが、お姉さんは自分で車の運転なんかするようなキャラには見えないな、と思ったらやっぱり電車でした。一駅乗りました。
電車を降りたあと、まず駅のすぐそばの不動産屋さんに寄りました。ここは二番目に見に行く予定の物件を所有しているお店。ここでその物件の鍵を借りました。
そして、案内役のお姉さんと地図を見ながら歩いて行き、まずは一件目にして第一希望の物件に到着。

外観は、築年数の割にはきれいで、一階にコンビニ。なかなかよろしい。
マンションの前で、その物件の管理をしている不動産屋さんが一人待機していました。この人は、いかにも地元の不動産屋さんらしい、人は良さそうだけどイマイチ垢抜けない、でもたぶん若そうなお兄ちゃん。
オートロックの鍵を開けてエントランスの中に入ると、脇に小さなソファがあって音楽が鳴っていてそこだけ妙な高級感。ちょっと笑いが出そうになるのを抑えて、エレベーターに乗ると、こっちは築年数相応でむしろ安心。
そして見せてもらう階で降りて、部屋の前へ移動。
実はこの階で、全く同じ間取りの部屋が2つ空いていて、どちらとも入居者募集がかかっていたので、両方とも見せてもらいました。
まずは奥側の部屋。

長いので次回へ続く…
# by annaworks | 2009-06-29 01:51 | 続・ひっこし顛末記

1.部屋探し編その6

翌週の火曜日。
たまたま仕事が休みだったので、朝10時過ぎに再び不動産屋さんへ行きました。
改めて、私は見に行く予定の物件情報の内容を確認し、担当のお兄さんは物件を所有している不動産屋さんへ電話して、内見の予約をとり、現場に到着する大体の時間を伝えたりしていました。

しかし、第1希望の物件は、返事をすぐにはもらえず、折り返しの電話を待つことになりました。
そして来た返事は、その物件は既に他の人に決まったとのこと。
どうやら人気物件だったようです。私も気に入っていたわけですから。
残念ですが仕方ありません。

そこで、第2希望が繰り上がって、そちらが第1希望となりました。
一方、第3希望にしていた物件は、担当さん的にはあまりおすすめ物件ではないようで、もう一度検索して新たな候補をいくつか見つけてくれて、そこから一件選んで、新たな第2希望となりました。
この物件は、大通りから少し入った住宅街の、二階建てマンションの一階の部屋。他の物件よりも少し古いんですが、その分広さがあるのです。

さて、三件の内見予約が取れました。いよいよ現場へと向かいます。
# by annaworks | 2009-05-13 19:47 | 続・ひっこし顛末記